椎間板ヘルニア

• 仕事で重いものを持つ
• 過度なスポーツ活動
• 長時間のデスクワーク
• 長距離・長時間のドライブ
• 喫煙もリスクが高いとされている

​などにより椎間板ヘルニアが起こります。

20代から40代の男性に多いのは、その年代の男性は肉体労働に就く割合が多いからでしょう。

背骨と背骨の間には「椎間板」と呼ばれるクッションがあります。
椎間板は、おまんじゅうのように外側の皮（線維輪：せんいりん）と中身のあんこ（髄核：ずいかく）で出来ています。

髄核が線維輪を突き破って外に出た状態を「椎間板ヘルニア」といいます。
外に飛び出してはいなくても、飛び出しかけている髄核が神経を圧迫していることもあります。

レントゲンやMRIなどの画像診断で、「椎間板ヘルニア」と診断された方は上記のように、髄核が飛び出していたり圧迫をしている状態です。

その飛び出た髄核が神経に触り痛みやシビレを起こしているのです。

レントゲンやMRIで「椎間板ヘルニア」と診断されても、それが原因で腰痛を起こしているとは断言できないのです。

※ ある実験では、腰の痛みのない人を集めてMRI検査を行ったところ、70％以上の人にヘルニアが見つかったという報告もあります。

椎間板ヘルニアは先程も書いたように、飛び出した椎間板の髄核が神経に触り症状を出しています。
ですので、日によって痛みが強いとか弱いは考えられません。
姿勢によってシビレが酷くなることはあっても、疲れの有無などで左右されることはありません。

椎間板ヘルニアが痛みやシビレの原因であれば、手術をすることで必ず治りますね。

手術をしたのに治らなかった場合は、それが原因ではないと証明されたわけです。