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背骨の生理的湾曲について(腰椎椎間板ヘルニア編)

背骨には生理的湾曲(せいりてきわんきょく)と呼ばれるS字カーブかあります。人の背骨を横から見ると

  • 頚椎では前湾
  • 胸椎では後湾
  • 腰椎では前湾

この生理的湾曲があることで歩行の際の衝撃吸収などに役立っています
真っ直ぐな状態に比べて約10倍のも衝撃に耐えられると言われています。

人の体はこの生理的湾曲があることが基本の状態になります。これが無くなりストレート化したり、逆に湾曲が強くなりすぎることで様々な症状を発生させます。

ストレート化する腰椎

当スタジオは腰痛専門ですから、ここでは腰椎についてお話します。

腰椎がストレート化することで起きるのが「腰椎椎間板ヘルニア」です。
 
先述のように腰椎には前弯と呼ばれるカーブがあります。
そのカーブがある前提で各椎骨の前側と後側には、力が加わっています。
腰椎がストレート化すると、前側に大きな力が加わるようになります。
すると腰椎と腰椎のクッションである椎間板の前側にも同じように大きな力が加わり、椎間板ヘルニアになってしまいます
※ 椎間板はおまんじゅうのように外側の皮の部分(線維輪)とあんこの部分(髄核)から出来ています。
あんこ(髄核)が皮(線維輪)を突き破って出てくると「椎間板ヘルニア」と言われます。

ではなぜ腰椎がストレート化をするのでしょうか?

それは姿勢による原因が考えられます。
「椎間板ヘルニア」と言うと、重い物を持った時や肉体労働で起きると考えられていると思います。
もちろんそれも正解ですが、実はデスクワークや長時間の運転が原因でも起きることもあります。

デスクワーク(座った姿勢)で椎間板ヘルニア起こるメカニズムは…?

座っているだけなら腰にとって大きな負担にならないと思われるでしょうか?

でもそんな事はありません。
人は座って仕事をしている時、絶えず姿勢を気にしているでしょうか?そんな人もいるかもしれませんか、きっと僅かですよね。

骨盤には「仙骨」と呼ばれる場所と「坐骨」と呼ばれる場所があります。

本来であれば坐骨で座らなければいけないのですが、どうしても姿勢が辛くなり「仙骨座り」と呼ばれる姿勢になってしまいます。

仙骨座りになると骨盤が後傾してしまうため、腰椎も後湾(ストレート化)してしまいます。

正しい「坐骨座り」

椎間板ヘルニアの原因となる「仙骨座り」

ですので初めに書いたようにストレート化した腰椎は絶えず椎間板の前側に圧力をかけ、最終的に髄核が後方に飛び出しヘルニアが完成してしまいます。
重い荷物を持たなくてもヘルニアになってしまうのは、こういった原因があります。

椎間板ヘルニアと診断されていても、他の場所が原因で腰痛になっていることもあります。
もし椎間板ヘルニアと診断されてお悩みでも、お気軽にご相談ください。

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