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筋肉の「伸長不全」と「収縮不全」

腰に限らずどこか調子が悪くなると、筋肉が凝っていると考えますよね。
筋肉が上手に伸びないから痛くなる、と考えていませんか?

確かに筋肉は緊張すると硬くなり、毛細血管を圧迫して血流が悪くなります。
すると酸素や栄養分が運ばれず、老廃物や二酸化炭素を送り出さないため痛みが発生する、というのは間違いではありません。

これが腰で起きれば「腰痛」と言われ、肩や背中や首で起きれば「肩凝り・首凝り」と呼ばれます。
膝や肘で起きることもありますね。

マッサージをしても治らない腰痛…

では何故マッサージをしても一時的にしか腰痛や肩凝りは改善されないのでしょうか?

それは筋肉の緊張が問題ではない事もあるからなのです。
筋肉の緊張が腰痛や肩凝りを起こしているのであれば、マッサージで緩めてあげれば改善されるはずですよね。

筋肉の性質

筋肉を分解していくと筋原線維というものになります。
「アクチン」と「ミオシン」と呼ばれる2つがあり、これらがスムーズに動く(滑走)ことで、筋肉が伸びたり縮んだりします。

しかしこの滑走性が何かしらの原因で悪くなると、筋肉は上手に伸びなくなるだけだはなく、上手に縮むことも出来なくなるのです。

筋肉が上手に縮まないと起こる症状は?

肩凝りも腰痛も、筋肉が上手に縮まないことでも起こります。

肩凝りの場合、肩甲骨の動きが非常に大事になります。
肩甲骨が正しい位置にあれば肩凝りは起きません。
しかし肩甲骨が「下方回旋位」と呼ばれる位置に行ってしまうと、僧帽筋の上の部分の筋肉が絶えず引っ張られた状態になり緊張状態になります。
これは僧帽筋の下の部分が上手に縮まないことにより起こります。そしてその状態が血流を悪くして肩こりを発生させます。

腰痛の場合、例えばお尻の筋肉(大殿筋)が上手に縮まないことで、歩行中足を後ろに引いた時に痛みが発生してしまいます。
これは縮もうとする筋肉が上手に縮むことが出来ないことで痛みが発生します。

これは筋肉が上手に縮まないことによることですが、これを「収縮不全」と呼びます。

逆に筋肉が上手に伸びないことを「伸長不全」と呼びます。

施術の考え方

伸長不全を起こしている筋肉に対しては、マッサージは有効かもしれません。
しかし収縮不全を起こしている筋肉にマッサージをしても問題は解決されません。
確かに収縮不全を起こしている筋肉は伸長不全も伴っていることもあります。
マッサージが、全く効果がないわけではありませんが根本的な解決にはならないのです。

収縮不全を起こしている筋肉には「伸張反射」という刺激が必須です。
(「反射」とは、熱いものに触れたとき素早く手を引っ込めるといった、意思とは違う(大脳を介さない)身体の動きです。)

伸張反射を使って

この伸張反射を繰り返し行うことで、筋肉は元の働きを思い出します

上手に縮まなかった筋肉が上手に縮むことができるようになれば、身体の働きは正常化されて痛みがなくなっていきます。

このように収縮不全を改善しないことには痛みの取れない症状はたくさんあります。

まとめ

肩凝りや腰痛に対してストレッチや筋トレを行うこともあります。
しかし筋肉に伸長不全や収縮不全が残ったままの状態で行ってしまうと、想像以上に負担をかけてしまうこともあります。
しっかりと伸びる筋肉であり、縮む筋肉を手に入れてから行わないといけません。

筋肉が上手に伸びていないのか、上手に縮むことができないのが腰痛の原因かもしれないとお思いであれば、お気軽にご相談ください。

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