2020年4月から始まる予定だった「2020 AKS療法®プロセスセミナー」がコロナウイルス感染拡大防止の為、長らく延期されていました。

5月下旬に出された緊急事態宣言解除を受けて、先日6月14日(日)に大阪会場で開催されました。
6月10日（水）に、名古屋会場でも同じセミナーが開催されましたので、本来の人数より若干少なめの人数での開催となりました。
私もインストラクターとしてお手伝いをさせて頂きました。

緊急事態宣言が解除されたと言っても、コロナウイルスが無くなったわけではありませんので万全の体制でセミナーは開催されました。

事前に下記の自覚の有る方の出席見合わせのお願いをさせて頂きました。

　①当日熱が３７.５℃以上ある方
　②身体に倦怠感など風邪の症状などがある方
　③著しい咳やくしゃみの症状がある方
　④明らかに体調不良と見受けられる方

そして会場に入る際には検温と、手指のアルコール消毒、全員マスクの着用を徹底しました。
そして定期的な換気を行いながらのセミナーになりました。

AKS療法®セミナーは他のセミナーと大きく違う点があります。
それはインストラクター、アシスタントといった受講者の補助の人数が圧倒的に多いことです。セミナーは二人一組で行われますが、ほぼ一組に一人の補助がつくといった形になります。
とても手厚い補助になりますので、ほとんどの受講者はセミナー終了時には素晴らしい完成度を達成されます。

4月に行われる予定が2ヶ月も伸びたにも関わらず、開場と同時に入ってきた受講者の顔はとても緊張感のあるものでした。間が空いてしまったことで気持ちが萎えてしまっているのではないだろうかという心配はすぐ無くなりました。
そして毎回、第１回目のセミナーはとても緊張感が高く、挨拶を交わしてもややぎこちない笑顔の方がみえられます。

今回も先日の名古屋セミナーと同じく「仙腸関節テクニック」を学びました。
AKS療法®の概論から学び、実技は順を追って進んでいきました。

仙腸関節の不具合は4つの検査を行うことにより明らかになります。どの検査で不具合が起きているかが明らかになれば、それに対しての手技を行うだけですので非常にシンプルです。
ただ、それは慣れた施術者だからこそであり、初めてリアルにAKS療法®に触れられる受講者はやや混乱している方もおられました。

たった4つの手技を勉強するわけですので、始めは混乱していた受講者もすぐ理解をされてたようで良い動きになっていきました。
今回から参加されたアシスタントの先生方も、指導することに始めは戸惑っていましたが時間が経つにつれてどんどん元気になっていきました。

始めは混乱していた受講者もセミナー終了時には、完成度が高くなっており十分お客さまに納得いただけるだけの形になっていました。
その話をするとたいていの受講者は「まだまだです…」と言われますが、自信を持って行えば必ず結果は出るだけの完成度になっています。あとはメンタル次第だけで、十分実践で満足していただけると思っています。

今後、受講者の成果報告がとても待ち遠しいです。