2020年4月から始まる予定だった「2020 AKS療法®アドバンスセミナー」が「2020 AKSプロセスセミナー療法®」と同様に、コロナウイルス感染拡大防止の為、長らく延期されていました。5月下旬に出された緊急事態宣言解除を受けて、先日6月15日(月)に大阪会場で開催されました。

私は前日のプロセスセミナーのお手伝いもさせていただきましたので、2日間両セミナーのお手伝いをさせていただきました。

緊急事態宣言が解除されたと言っても、コロナウイルスが無くなったわけではありませんので万全の体制でセミナーは開催されました。
事前に下記の自覚の有る方の出席見合わせのお願いをさせて頂きました。

　①当日熱が３７.５℃以上ある方
　②身体に倦怠感など風邪の症状などがある方
　③著しい咳やくしゃみの症状がある方
　④明らかに体調不良と見受けられる方

そして会場に入る際には検温と、手指のアルコール消毒、全員マスクの着用を徹底しました。それと同時に定期的な換気を行いながらのセミナーの進行になりました。

「AKS療法®アドバンスセミナー」は「AKS療法®プロセスセミナー」を終了された方が受けることのできるセミナーです。プロセスセミナーが初級編ならアドバンスセミナーは上級編になります。（※プロセスセミナーは初級編です。しかしこれを習得されれば一般的な整体院に来られるお客さまのほとんどに、自信を持って対応できるようになります。）

今回はアドバンスセミナーの第１回目が行われました。
私は約2年前に受講しておりその恩恵を受けていましたが、今回はさらにパワーアップした内容になっていました。

アドバンスセミナーの受講者も、半年間一緒にプロセスセミナーを学んできた仲間ばかりなので、とても和やかな雰囲気の中でのスタートとなりました。

今回のセミナーは「中枢性疾患に対するAKS療法®の展開」というテーマで行われました。

まずは「脳で考えたことが身体を動かす仕組み」を勉強して、どこでエラーが起きるとどういった症状が起きるかを勉強しました。
我々のような整体院では、脳卒中になりたての方や重症の方が来られることはほとんどありません。（専門にしている整体院はあります）しかし、ただの腰痛と思って来院された方の中には脳の問題が有る方もいることがあります。

姿勢や動きで見立てをして、怪しいと思われる方には検査をすることで、脳の問題の有無を探します。それが分かった上での腰痛施術をすることで、「今まで治らなかった腰痛」が緩和されることがあります。
腰やその周囲の問題による腰痛なのか、脳のエラーが引き起こしている二次的な腰痛なのかを探し出すことが重要です。

私がアドバンスセミナーを受講したのが２年前でした。
山内先生はそれからも研究を重ね、更に内容の濃いセミナーになっていました。今回、私はお手伝いというより、受講者として参加させて頂きました。

改めて勉強をし直すことが出来ましたので、これからの自分の施術にも大きく役立つと思います。