2020年7月5日（日）は「2020 AKS療法®プロセスセミナー（第２回）」が大阪会場で行われました。
今回も私はインストラクターとしてお手伝いをさせて頂きました。

当然のことながら、コロナウイルス感染防止対策として以下のことを徹底いたしました。

まず事前に下記の自覚の有る方の出席見合わせのお願いをさせて頂きました。

　①当日熱が３７.５℃以上ある方
　②身体に倦怠感など風邪の症状などがある方
　③著しい咳やくしゃみの症状がある方
　④明らかに体調不良と見受けられる方

そして会場に入る際には検温と、手指のアルコール消毒、全員マスクの着用を徹底しました。
希望者にはゴム手袋の配布もいたしております。入口のドアは開け放して、さらに定期的な換気を行いながらのセミナーになりました。

第１回は「仙腸関節に対するAKS療法®」でした。
第２回の今回は「肋椎関節に対するAKS療法®」を勉強しました。

本講義が始まる前に、前回勉強した「仙腸関節に対するAKS療法®」を臨床で使った結果を聞きましたが、みなさん想像以上の効果に驚いていました。
前回のセミナー終了時にはやや困惑していた受講者の方も、しっかり復習されていたようでとてもスムーズに出来るようになっていました。

今回勉強した「肋椎関節のAKS療法®」は動作時痛に抜群の威力を発揮します。
動作時痛というのは「寝返り」「布団からの起き上がり」「立ち上がり」「歩行」など、身体を動かそうとした時に起こる痛みです。「起居動作（ききょどうさ）」とも言われます。
このような痛みは肋椎関節の動きの異常からきていますので、肋椎関節を正常な状態に戻すことで動作時痛は解消されていきます。

まず始めに下位の肋椎関節の異常に対する技術を学びました。肋椎関節に対するAKS療法®の中核をなす技術ですので、私達スタッフ陣にも緊張感が走ります。
しかし、今回も受講者の皆さんはしっかり予習をされてきたので講義はスムーズに進行していきました。

肋椎関節のベーシックな手技を勉強した後は、AKS療法®プロセスセミナー前半の、最大の山場となる「ぎっくり腰に対するDynamicAKS」を学びます。
ぎっくり腰は施術家が頭を悩ませる代表的な症状の１つですが、AKS療法®では一撃でその痛みから解放させることができます。（炎症がある場合には、その炎症が治まるまで違和感が残ることもあります）
これにも受講者の先生方は誰ひとり遅れること無く着いてこられていました。

その後も、「上位肋椎関節に対するAKS療法®」「胸鎖関節・胸肋関節に対するAKS療法®」を学び、「上位肋椎関節に対するDynamicAKS」まで無事終えることが出来ました。

AKS療法®プロセスセミナーでは事前に予習資料と予習動画が配布されます。
受講者の方々はしっかり予習をされていたので、セミナーは非常にスムーズに進行していきました。
このような意識の高い先生方が、痛みに悩む人達を一人でも多く救うことが出来ると思うと、お手伝いをする立場として本当に嬉しく思います。