AKS療法®セミナーのプロセスコースは6回になります。
そこまで受講をすれば、普通の治療院に来るようなお客様には自身を持って対応できる技術と理論が身に付きます。

しかしながら受講される方々は講義が修了されたあとも、自発的に近くの受講者を誘って勉強会を開いておられるようです。

9月12日（土）、13日（日）の２日間、広島の勉強会に参加をさせていただきました。
前もってどんなことを復習したいかを教えていただいていたので、私もしっかりと予習することが出来ました。

勉強会は13時から行うとのことでしたが、私は初めての広島訪問になりますので朝一番の新幹線で向かいました。
午前中は広島平和記念資料館を訪れたあと、待ち合わせの広島駅まで迎えに来ていただきました
そこでは大阪の受講者の方も合流して、勉強会の会場に行きました。

今回の復習の内容は

【土曜】
①仙腸関節と下肋椎関節の基本を復習
②ベンディングと極弱(第６回の内容)
③棘上筋の癒着はがし
④菱形筋、肩甲挙筋などの肩甲骨周りMCR

【日曜】
下半身のMCR
①恥骨筋、内転筋
②多裂筋、腰方形筋
というものでした。

プロセスセミナーを修了された方ばかりでしたので、細かい説明は省き実践形式で行っていきました。そして今回の勉強会に向けて皆さんしっかりと復習されていたようで、かなりスムーズに進んでいきました。

ただ慣れてしまうと少し自己流になってしまう傾向がみられます。
自己流が悪いわけでは無いのですが、基本を抑えた上であれば大丈夫です。
・なぜ自分の姿勢が大事なのか
・なぜ患者様に寝て頂く場所が大事なのか
・腕の操作だけでなく身体を使う理由は
など、細かいことをいい出したらきりがありません。

しかし自分が行っている施術の一つ一つの動作に、説明ができるようになることも大事です。

AKS療法®は解剖学的にも、運動生理学的にもきちんと説明のできる施術法です。
覚えたことをそのまま行っても十分効果は出ますが、今回参加された方々はそんなことでは満足せず、しっかりと自分のものにしようとする姿勢が素晴らしかったです。

私の言ったことをしっかり理解して、すぐ自分のものにしていました。
会が進むにつれ質問の内容も濃くなり、とても内容の濃い勉強会になっていきました。

参加者は、広島県内はもとより大阪からの方もおられましたので、勉強会自体の時間は短かったのですがとても充実した時間になりました。

私も何度か勉強会をしていますが、今回ほど熱量の高かった勉強会は初めてでした。
各自がしっかりとした意識を持ち、何を学びたいかがはっきりしていたので滞りなく進んでいきました。

今回私もお伝えする立場で出席させていただきましたので、おかしなことを言ってはいけないと事前の復習が私の勉強にもなりました。

土曜日と日曜日の決して長くない時間でしたが、最大限の勉強会が出来たと信じています。

また、広島で勉強会を行うことを約束して無事終わりました。