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2020 AKS療法®プロセスセミナーin大阪(第4回)

2020920日(日)は2020 AKS療法®プロセスセミナー(第4回)」が大阪会場で行われました。
今回も私はインストラクターとしてお手伝いをさせて頂きました。

然のことながら、コロナウイルス感染防止対策として以下のことを徹底いたしました。
まず事前に下記の自覚の有る方の出席見合わせのお願いをさせて頂きました。

 ①当日熱が37.5℃以上ある方
 ②身体に倦怠感など風邪の症状などがある方
 ③著しい咳やくしゃみの症状がある方
 ④明らかに体調不良と見受けられる方 

そして会場に入る際には検温と、手指のアルコール消毒、全員マスクの着用を徹底しました。
希望者にはゴム手袋の配布もいたしております。入口のドアと窓は全部開け放して、十分な換気を行いながらのセミナーになりました。

 

第4回からは「筋細胞リリース」と呼ばれる手技を習っていきます。
第3回までの「関節包内リリース」と並ぶ、AKS療法®の2大メイン手技になります。

ベッドからの起き上がりや寝返り、一歩目からの歩行時痛や身体の捻り動作などで痛みが出る場合は「関節包内リリース」が圧倒的な効果を発揮します。
これは関節の動きが悪くなることで痛みが発生しますが、実は関節自体の問題ではなく「受容器」と呼ばれるセンサーの異常により起こります。
関節包内リリースは、このセンサーの異常を素早く正常化させることができます。

しかし関節包内リリースをしても残る痛みは、筋細胞リリースで対処してきます。
今回は肩周りの筋細胞リリースを学んでいきました。

午前の講義では「肩甲骨の位置異常による痛み」に対しての手技です。
肩甲骨の位置に異常が起こると、肩から肘や手にかけて痛みやしびれを起こします。
これは神経を引っ張ったり圧迫したりしてしまうことで起きる症状です。
これは肩甲骨の位置を正しい位置に戻すことで、この症状から解放されていきます。

肩甲骨は下方回旋と呼ばれる位置になると上記の症状を出しますが、これは「肩甲挙筋」「小菱形筋」「大菱形筋」と呼ばれる筋肉が固くなって起こります。
この凝り固まり(スパズムと言います)を改善することで下方回旋位を改善します。

しかしながら「僧帽筋下部線維」と呼ばれる筋肉の働きが弱い状態のままですと、いくら上記の筋肉のスパズムを取ったところで、理想的な上方回旋位まで持っていくことができません。
そこで僧帽筋下部線維に対しては働きを良くする「Ⅰa促通」と呼ばれる手技を施していきます。

これらを組み合わせることで肩甲骨の下方回旋位はなくなり肩甲骨は良い位置に戻ります。

しかしこれは肩甲骨を後ろから見ただけです。でも横から見た状態も把握しなければいけません。
肩甲骨が前に被さるような状態を「前傾」と言い、これも神経症状を引き起こしていきます。
これは「小胸筋」と呼ばれる筋肉が神経を圧迫するため、この筋肉に筋細胞リリースを行えば改善されます。

このように肩甲骨がどのような位置にいるのかを詳しく検査して、その検査で見つかった異常箇所にたいして、それぞれの手技を施していきます。

 

そして午後は50肩に対する手技を勉強していきました。
50肩に関する筋肉は「棘上筋」「棘下筋」「小円筋」「肩甲下筋」と呼ばれる筋肉があります。これらは上腕骨を肩甲骨に押し付けて、肩関節を安定させます。
これらの筋肉の働きが悪くなることで50肩が起こりますが、特に重要な筋肉は棘上筋です。
これは肩甲骨と上腕骨で出来るトンネルを通過しますが、そこで癒着などが起こることで痛みが発生します。

午後の講義は、この棘上筋の筋細胞リリースと「癒着剥がし」を中心に行っていきました。

今回の肩甲骨周りの講義はとても難しいものでした。
しかし、しっかり理解をすればとてもシンプルで実際に使いやすいテクニックになります。

多くの受講者は頭を悩ませていましたが、しっかり復習することでとてもスッキリすると思います。

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