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「全身の筋肉」- 背部④

横突棘筋(おうとつきょくきん)

横突棘筋は
半棘筋(はんきょくきん)
多裂筋(たれつきん)
回旋筋(かいせんきん)
という3つの筋からできています。

横突起から起こり(起始)、棘突起に付着します(停止)。
脊柱起立筋よりも深い層に位置します。
これらの筋は小さな筋ですので、大きな動きに関与するのではなく背骨の安定に関与していると考えられます。

半棘筋(はんきょくきん)

半棘筋は
頭半棘筋(とうはんきょくきん)
頚半棘筋(けいはんきょくきん)
胸半棘筋(きょうはんきょくきん)
の3つの筋からなります。

各半棘筋は68個の椎骨をまたいで付着しています。

頭半棘筋(とうはんきょくきん)

起始:上位6胸椎の横突起および下位34頚椎の棘突起
停止:後頭骨の上項線と下項線との間の後頭鱗で頭最長筋付着部の内側
作用:頭を後方に引き、一側が働けば頭を反対に回転する
神経:第2~第8頚神経および第1~第7胸神経後枝の内側枝

頚半棘筋(けいはんきょくきん)

起始:上位6胸椎の横突起
停止:第5~第2頚椎の棘突起
作用:脊柱を後方にまげ、かつ一側が働くと反対側に回転する
神経:第2~第8頚神経および第1~第7胸神経後枝の内側枝

胸半棘筋(きょうはんきょくきん)

起始:下位6胸椎の横突起
停止:上位胸椎および下位2頚椎の棘突起
作用:脊柱を後方にまげ、かつ一側が働くと反対側に回転する
神経:第2~第8頚神経および第1~第7胸神経後枝の内側枝

多裂筋(たれつきん)

起始:仙骨後面、全腰椎の乳頭突起および副突起、第7~第4頚椎の下関節突起
停止:軸椎以下の全ての椎骨の棘突起、その筋束は少なくとも3~4椎骨をはさむ
作用:脊柱を後方に引き、一側が働けば反対側に回転する
神経:脊髄神経後枝の内側枝

 多裂筋は2~4個の椎骨をまたいで付着しています。

多裂筋は首から骨盤まで伸びる筋で、腰から骨盤の部分で大きく(太く)なっています。
そして多裂筋は腰痛に深く関わる筋として知られています。

多裂筋が腰椎を安定させますが、多裂筋が働くことで腰椎の前湾も維持しています。
椎間板ヘルニアではその前湾がなくなり、背骨はストレート化になります。
多裂筋の働きを上げることで腰椎の前湾を作り、椎間板ヘルニアの改善につながります。

回旋筋(かいせんきん)

回旋筋は
長回旋筋(ちょうかいせんきん)

短回旋筋(たんかいせんきん)
に分けることも出来ます。

回旋筋は1(短回旋筋)~2(長回旋筋)個の椎骨をまたいで付着しています。

長回旋筋(ちょうかいせんきん)

起始:全脊椎の横突起
停止:2個上方の椎骨棘突起
作用:脊柱の回転を補助する
神経:脊髄神経後枝の内側枝

短回旋筋(たんかいせんきん)

起始:全脊椎の横突起
停止:1個上方の椎骨棘突起
作用:脊柱の回転を補助する
神経:脊髄神経後枝の内側枝

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