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女性は腰痛になりやすい!?
(膀胱炎・腎盂腎炎と腰痛の関係)

トイレを我慢することが腰痛につながることもあります。
特に、女性はその危険性が高くなることもあります。

今回は女性がなりやすい腰痛についてお話をしていきます。

膀胱炎、腎盂腎炎・腎盂炎(じんうじんえん・じんうえん)

膀胱炎、腎盂腎炎(腎盂炎)になると腰痛を引き起こすことがあります。
※腎盂炎と腎盂腎炎はほぼ同じです。(以下、腎盂腎炎)

膀胱炎とは?
膀胱内に大腸菌などの細菌が入り繁殖して、膀胱の粘膜に炎症を起こす病気です。
圧倒的に女性に多い病気です。
急性膀胱炎と慢性膀胱炎の2つに分けられます。
残尿感、急な頻尿、血尿・白濁尿という3つの症状が特徴です。他にも排尿痛、下腹部痛、尿失禁を起こすこともあります。

残尿感:尿をしたにもかかわらずまだ膀胱内に残っているようなスッキリしない感じ
頻尿:排尿の回数が増える。30分~1時間おきにトイレに行きたくなることもある
血尿・白濁尿:炎症により膀胱の粘膜に傷がつき、尿に血液が混じります。また細菌を殺すための白血球の死骸が尿に混じると、モヤモヤした白いものが出て尿が濁ります。

なぜ膀胱炎は女性に多いの?

女性の場合、尿道が男性に比べて短いため、膀胱に細菌が侵入しやすい状況になっています。
細菌にとって膀胱内は37℃ほどの、繁殖しやすいとても居心地の良い環境です。
トイレに行く回数も関係しています。
5~7回くらいが理想と言われていますが、回数が少ないと膀胱炎になるリスクが高くなります。
排尿することで膀胱内の細菌も一緒に排出されます。
トイレを我慢していると、膀胱内の細菌が繁殖して膀胱炎になるわけですね。

不衛生な性交渉も膀胱炎の危険があるといわれています。

温水洗浄機の使いすぎもリスクが高くなるといわれています。排尿後に使用する場合は、弱めの水流でさっと洗うくらいで良いそうです。

膀胱炎になると腰痛になる?

膀胱炎が腰痛を引き起こすことは少ないといわれています。
腰痛持ちの方でしたら、痛みが強くなることもあるかもしれません。
しかし、膀胱炎を放置していると腎盂腎炎を引き起こし、腰痛が出てくることがあります。

腎盂腎炎とは?

腎盂腎炎とは、腎臓に細菌が感染する病気です。
膀胱炎を起こした後、尿管を逆流した細菌が腎臓に運ばれて感染を起こします。
基礎疾患があったり免疫力が低下していると、より発症しやすくなります。
腎盂腎炎も急性腎盂腎炎と慢性腎盂腎炎があります。

腎盂腎炎の症状は?

悪寒、ふるえ、38℃以上の高熱、背中や腰の痛みなどがあります。

腰痛と共に上記の症状や残尿感、頻尿、血尿・白濁尿がある場合は、膀胱炎や腎盂腎炎を疑い早めに病院で受診してください。

腎盂腎炎は自然治癒することはなく適切に治療を行わないと、細菌が全身に広がり命に関わることもあります。

まとめ

膀胱炎や腎盂腎炎は女性に限った病気ではありませんが、女性はより注意が必要になります。

水分の摂取量が少ない、トイレに行く回数が少ないことで、引き起こされるリスクは高くなります。

基礎疾患があったり、もちろんストレスも発症のリスクを高めますが、まずはお水(白湯が良い)をたくさん飲んで(目標は2ℓ/1日)トイレを我慢しないようにしましょう。

腰痛と言っても、内科的な病気からくるものもたくさんあります。
正しく知って腰痛に限らず、健康な毎日を過ごしたいですね。

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