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洋式の生活スタイルによって、最近は正座をする機会が少なくなってきましたね。
今ではお寺さんに行っても椅子が用意されているくらいです。
正座は、腰痛に対してどのような影響があるのでしょうか?

正座をすると腰痛になる?

正座をすると腰痛になると考えられる方はいるでしょうか。
しかし正座をすることで腰痛になるとは考えにくいと思います。
逆に正座には腰痛を抑える効果があります。
正座は背筋の伸びた良い姿勢を作りやすく、骨盤を立てることができます。
骨盤が立つとその上にある背骨(脊柱)が自然なS字カーブになります。背骨(特に腰椎)に無理のかかっていない状態ですね。
胡坐や椅子で座る場合、骨盤が後ろに倒れることで背中が丸くなります。当然S字カーブは崩れて、元々の自然なカーブから逆のカーブになってしまいます。

座る時は正座が良いの?

腰の負担を考えると正座でいた方が良いですね。
正座は腰に良いだけではなく、背筋が伸びることで内臓の負担が減り、働きが良くなることもあります。
他にも足への血流が減り、脳への血流が増えることで集中力が増したり、認知症の予防になるともいわれています。
姿勢が良くなるため見た目も良いですね。

正座の歴史

正座の歴史は意外と浅いようで、江戸時代の中期以降からだそうです。
江戸幕府3代将軍家光が、目の前の家臣が急に襲ってこられないよう足をしびれさせるために正座を命じたといわれているようです。
江戸時代以前では、正座といえば胡坐だったそうです。
他にも立て膝もされており、着物の下半身がゆったりと作られていたのは、それらをしやすいためともいわれています。現代のように足をそろえて座る正座は、明治以降だといわれています。

正座をすると腰痛にならない?

正座で座ることは腰痛のリスクを減らします。
それは先ほども書いたように、姿勢が良くなることで腰にかかる負担が減るためです。
では正座をしていれば良いというわけではなく「良い姿勢」が大事だということです。
正しい背骨のカーブを維持できるのでしたら椅子でも問題ありません。
しかし椅子に座ると背もたれにもたれかかり、腰椎のカーブが崩れて悪い姿勢になりやすくなります。
良い姿勢は、正座の方が維持しやすいかもしれませんね。
しかし正座を続けることはけっこう苦痛ですね。なかなか現実的ではありません。

正座のデメリット

日本古来の座り方のイメージの強い正座ですが、意外と最近の話でしたね。
正座のデメリットとして、足が痛くなったりしびれたりすることがあります。
これは血管や神経が圧迫されることで起こります。
慣れれば大丈夫だということですが、慣れるまでが大変ですね。
正座が成長に影響するともいわれていましたが、これは食生活の変化もありますので本当のところはどうでしょう。あまり関係ないように思います。

まとめ

意外と正座が好きな人はいるものです。
私も外食で座敷の時は、無意識に正座をしていることもあります。
でもすぐ足がしびれたり痛くなったりするので、足を崩してしまいますが。
腰のためには負担の少ない正座ですが、続けるのは難しいですね。
正座が好きだという方は、正座用の椅子もあるようです。それでしたら圧迫も抑えられるので良いかもしれませんね。

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