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以前「お風呂に入りましょう!」という記事を書きました。←こちらをクリック

ぬるめの40℃位が良いと書きましたが、熱いお風呂では良くないのでしょうか?
今回はそちらを解説していきます。

腰痛にはお風呂が効く!?

腰痛にはお風呂がとても効果的です。
腰痛は筋肉の疲れで起こることが多く、身体を温めることで血流が良くなり、筋肉の疲れが取れることで痛みが軽減します。
お風呂には温熱効果水圧効果浮力効果などがあり、腰痛だけでなく肩こりやその他の症状にも効果が期待できます。
お湯の温度は38℃~40℃ほどの、温めが良いとされています。
ゆっくりと10分以上入ることで、様々な良い効果が得られます。
しかし熱いお風呂には注意が必要です。
熱いお風呂とは42℃以上のお風呂のことをいいます。
昔、銭湯に行くと熱いお湯のことが多く、水を入れようものならお年寄りに怒られていました。
我慢比べのような感じでしたね。
上がった後にスッキリした気分になるのでしょうか。

腰痛は血行不良で起こる?

多くの腰痛は筋肉の硬さや働きが低下することにより起こります。
硬くなった筋肉が毛細血管を圧迫して血流が抑制され、さらに症状が進みます。
椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症も、筋肉の働きを改善させることで、痛みやしびれが軽減されることもあります。
お風呂に浸かって身体を温めるだけでも、血流が良くなり腰痛の軽減が期待できますね。

熱いお風呂には注意が必要

  • 交感神経が刺激される

熱いお風呂は自律神経の働きに影響します。
自律神経には交感神経と副交感神経の2つがあり、簡単にいうと前者は身体を興奮状態にして、後者は身体をリラックス状態にします。
熱いお風呂に入ると交感神経が刺激され、心拍数は上がり血圧も上昇させます。
リラックスするために入るお風呂が逆効果になってしまいます。
朝の仕事前にシャキッとさせるために、さっと熱いシャワーを浴びるのは良いかもしれませんね。

  • 熱い風呂は湯冷めしやすい!?

熱い風呂に入るとのぼせやすくなるため、長い時間入浴することは難しくなります。
いわゆる「烏の行水」ですね。(最近、この表現を使わない気がします…)
これでは身体の芯まで温まることはできません。
ローストビーフのような状態ですね。
慣れてくれば長い時間入浴も可能かもしれませんが、急激に体温が上がると今度は体温を一定にしようとする防御反応も働きます。
これではせっかくお風呂に入っても、しばらくすると湯冷めした状態になってしまいます。

  • 急激な血圧の上昇と脱水で血栓ができる

熱いお風呂は血圧を急激に上げていきます。
これは血管にストレスを与え、急激な体温上昇は血液を固まりやすくするといわれ、血栓をつくるリスクが高くなってしまいます。
これらは脳卒中や心筋梗塞を誘発しやすくなり、また寒い季節ですとヒートショックでさらに危険性は高まります。
実際に冬季は風呂での事故が多くなっているようです。

熱いお風呂は腰痛に良い?

筋肉の疲労による腰痛は、入浴で軽減することはあります。
しかし先程も書いたように熱いお風呂では湯冷めもしやすく、腰痛軽減にはあまり効果的ではありません。
ちなみにギックリ腰のような急性の場合は、ぬるいお風呂であっても入らないほうが良いです。
慢性的な腰痛は、ぬるいお風呂が効果的です。

まとめ

熱いお風呂はスッキリするから好きだという人もいます。
しかし熱いお風呂は腰痛の軽減が期待できないばかりか、身体に大きな負担をかけるおそれもあります。
正しい入浴で腰痛を軽減させるばかりではなく、疲れた心身を癒やして明日への活力を養いましょう!

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