上腕骨(じょうわんこつ)
上腕骨はいわゆる「二の腕」に当たる部分の骨です。
肩関節は上腕骨頭と、とても小さな肩甲骨関節窩で作られる、非常に不安定な関節です。
不安定な分、可動域は他の関節よりも広く自由度の高い関節です。
典型的な「長骨(ちょうこつ):長細い骨のこと」で上部、中部、下部に分けることができます。
この骨にはたくさんのランドマークが存在します。
上腕骨上部のランドマークとして以下のものがあります。
上腕骨中部のランドマークとして以下のものがあります。
上腕骨下部のランドマークとして、以下のものがあります。
上腕骨に付着する代表的な筋肉
※棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋は「ローテーターカフ」または「回旋筋腱板(かいせんきんけんばん)」または「腱板(けんばん)」と呼ばれ、肩関節を安定させている。
前腕屈筋群(ぜんわんくっきんぐん):内側上顆から起こり、それぞれ付着する。
などがある。
前腕伸筋群(ぜんわんしんきんぐん):外側上顆から起こり、それぞれ付着する。
などがある。