女性の腰痛には特有の原因がありますね。
原因を知ることで腰痛を緩和することができるかもしれません。 今回は女性と腰痛の関係についてお話ししていきますね。
男性に比べて3割も筋肉が少ない!?
女性は男性に比べて骨格やホルモンの違いによって、生まれ持った筋肉量が違います。 男性に比べて3割ほど女性の筋肉量は少ないといわれています。 トレーニング効果に男女差はありませんが、元々男性より3割も筋肉量が少ないのですから、男性のように鍛えるのはなかなか大変です。
筋肉量が違うので同じ作業をしても、負担のかかり方は女性の方が大きくなりますね。 腰に掛かる負担も大きくなって当然ですね。
冷え性が多い
筋肉量の話とかぶるのですが、熱(体温)は筋肉によって作られます。 筋肉量が少なければ作られる熱も少なくなるので、体温は上がりにくくなります。 痛みなどから身体が回復するためには、血液の流れも大事になります。 体温が下がれば血流も下がるので、回復にも時間がかかります。
日常生活は激務…?
比較的女性は力仕事をする機会が少なく、楽してるな~と思っている男性もいるかもしれませんね。(今どき、そんなのは古いタイプの男性ですけどね!)
確かに重量物を扱うことは少ないかもしれませんが、料理や洗い物、洗濯ものを畳んだり、掃除機をかけたり、買い物に行ったり…。前屈みの姿勢が多くて、腰に負担のかかる仕事が本当にたくさんありますよね。
デスクワークも腰痛の原因なる
比較的女性は、デスクワークをすることが多いと思います。 夏になると外回りから帰ってきた男性社員が、冷房の設定温度を最低まで下げて、オフィスを冷蔵庫のように冷やすこともあるようです。
身体の冷えは当然腰痛にも影響がありますが、座りっぱなしの姿勢も腰痛の原因になります。 同じ姿勢を続けていると、筋肉の働きは悪くなっていきます。 仕事に集中すると姿勢まで意識がいかず、徐々に姿勢は悪くなっていきますよね。 でも実は、良い姿勢でも長時間続けることで、腰への負担は大きくなっていきます。 書類を探しに行くフリをしたり、お手洗いに行ったりして、こまめに動くようにしてください。
ファッションにも原因が
女性の靴にはパンプスやハイヒールなど、かかとの高い靴があります。 つま先立ちのような姿勢になることで反り腰傾向になり、腰への負担が大きくなります。 締め付けの強いスキニージーンズは身体の動きを悪くします。 薄手の服装は身体の冷えに繋がります。 重いバッグを片方の腕や肩で持ち続けると、身体のバランスが崩れてきます。 楽しいおしゃれにも腰痛の原因になることが、意外と多いようです。
女性特有の原因も…
妊娠中、お腹が大きくなってくると、身体の重心は前方に移動します。 腰のあたりにある重心が前方移動すると、腰椎のS字カーブがきつくなってしまい(反り腰傾向)、腰への負担も大きくなっていきます。
もちろん生理前・生理中にも女性ホルモンの影響で、腰が痛くなるという話もよく聞きます。
子宮内膜症は腰痛を引き起こす?
子宮内膜症では、半数以上の方が腰の痛みを訴えているようです。
なども気を付けたほうが良さそうです。 子宮内膜症は不妊にもつながるため、おかしいなと思ったら早めに受診してくださいね。
まとめ
女性特有の腰痛はたくさんありますね。
など気にするだけでも腰痛を抑えることはできます。
日頃から気をつけて、腰痛のない楽しい生活を送ってくださいね。 それでも腰痛でお困りなら、いつでもご相談ください。
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